雲が多い水曜の午前は目を閉じて

服屋さんって私には無理・・・など思うのは私だけだろうか。
出勤の度に、抜かりなく着飾らないといけない。
私なんて、外で仕事する時はスーツ着ればいいし、メイクもしてればそれでよし。
お出かけの時は、自分が納得する格好で良いし、自宅で働くときはTシャツにジーンズで問題ない。
だから、きっと、ファッションにかかわる商売には、関われない。
服を買おうとしていると、店員さんが話しかけてきてファッションポイントや合わせ方を語ってくれる。
何度買い物に来てもそれに固まってしまい、その場から去ってしまう。
これも、店員さんって務まらなさそうと思う事の大きな理由の一つだ。

騒がしく走る先生とアスファルトの匂い
ちかちゃんの彼氏のSさんの会社で、朝食用に和歌山の工場で作った梅干しを買っている。
飲むと電話をかけてくるSさんの可愛い社員のEくんという男性は、ほとんど話がかみ合わない。
素面のときのE君、相当な人見知りらしく、あまりたくさん話さない。
したがって、私自身、E君とはじゅうぶんに話をしたことがない。

夢中でお喋りする兄弟と穴のあいた靴下

この一眼は、あまり大きな声では言えないけれど、砂浜で見つけた物だ。
その日は、7月のはじめで、終わりで、いつもと比較して暑くてたくさん汗をかいた。
プールで、彼女と仲違いをしてしまい、今日は会いたくないと告げられた。
それで夜中、家からこの砂浜までスクーターでやってきて、海岸を散歩していた。
で、少し砂に埋もれたこの一眼レフに出会ったのだ。
拾って、重さに驚いてさまざまな様子を何枚か撮ってみた。
この落とし主より、うまく撮れているかもしれないと思った。
恋人の笑顔撮りたいなー、とか、意外とピント調節って丁度良くならないなーとか独り言を言っていた。
落ち着いて、なんとか会う約束ができたら、彼女に自分が悪かったと謝ろう。
そして、この一眼、交番に届けよう。

どんよりした週末の夜は熱燗を
どれでもいいので一つの習い事でも習慣でも、長期でコツコツ続けているような人に拍手を贈りたい。
サーフィンだったり、ピアノでも、凄く小さい分野でも
季節ごとに一回、いつもの仲間と、いつもの旅館に滞在する!という習慣なども良いと思う。
何でも地道に続ければ、最後には実用レベルまでたどり着くことがある。
あれは、保育園の時、ピアノとバレエの2つを学習していたが、もっと頑張ればよかったな。
こう実感するのは、部屋の角に祖母に貰ったピアノがあるから。
今の自分は全然分からないピアノだが、いつかもう一度弾けるようになりたいと思っている。

雹が降った週末の明け方は座ったままで

花火大会の季節なのだけれど、今住んでいる場所が、観光地で週末の夜、打ち上げ花火が打ち上っている、もう見慣れてしまって、新鮮さもなくなった。
土曜日に、花火を打ちあげているので、クレームも多いらしい。
自分の、家でもドンという花火の音が大きすぎて娘がびくびくして泣いている。
夏の季節に数回ならいいが、夏の間、毎週末、長時間、大きな音が鳴り続けていては、むかつく。
さっさと終わればいいのにと思う。

気どりながら歌う姉妹と飛行機雲
太宰の斜陽は、何回も読みやすいと思う。
かつては育ちのいい娘だったかず子が、根強くて引かない女に変身する。
なかなか立派だと思わずにいられなかった自分。
この女性のように、誰にも負けない行動力と、固い意志が戦後は必要不可欠であったのかもしれない。
だけど、上原の家内からすると迷惑極まりないと思える。

前のめりで体操する君と公園の噴水

待ち合わせの暇つぶしに、東京都美術館に入ってから、あの空間に病みつきだ。
意外だったのは、一人でじっくり観賞しに来ている方も多かったこと。
それ以来私も、誰かと一緒じゃなくてもいけるし、誰か誘って行くこともある。
江戸博は、期間限定の展示がすごくそれからは私も、一人でも行けるし、誰か興味がある人に行くこともある。
江戸東京博物館は、企画展示が非常に海の見える横須賀美術館には、子供を描いた絵の多い谷内六郎の作品の展示が数多くある。
彼は、あの週刊誌、新潮の表紙絵の人だ。
他にも、日光猿軍団の近くにある、竹久夢二美術館でたくさんポスカを買った思い出も。
このように、ミュージアムには日頃から贅沢な時をいただいている。

自信を持って口笛を吹くあの子と季節はずれの雪
「今日の夕食はカレーよ。」
少年はお母さんが言ったその言葉を聞いた途端、無意識にガッツポーズをとった。
少年は学校から帰って、ソファーに寝転がってダラダラとテレビを見ていた。
今日は格別に西日が暑い。
網戸の窓では風鈴がときおりチリリンと音を立てていた。
TVでは、昔の懐かしいアニメをやっていた。
今日は「一休さん」をやっていた。
こんなにも頭のいい坊主が今いたら、学校のテストは満点取るだろうな、と少年は少し嫉妬を感じていた。
でも、コトコト煮えるお鍋からカレーのいい匂いが香って来たとき、少年はアニメのことは頭から吹っ飛んでいた。

一生懸命泳ぐ先生と冷たい肉まん

家の前でハンモックに寝そべり、気持ちよい風に身をゆだねていた、休日の夕方の事。
頭上には美しい夕焼けが広がっていた。少年は、家の猫が「ギャオォッ!」という大きな声に驚いて、ハンモックからドテッと落ちてしまった。
目を凝らして見てみると、ネコは蛇に向かって、背中の毛をおっ立てて叫びながら牽制していた。
ヘビはそんなには大きくなくて、毒ももっていない種類のようだったので、少年はそばに落ちていた棒でつついて追い払い、猫を抱っこしてまたハンモックに寝転がった。
少年は、猫の背中を撫でながら胸の上で寝かせ、気持ち良さそうに寝入るネコを眺めた。

汗をたらして口笛を吹く君と穴のあいた靴下
明日香は、大学ですぐに一緒に居るようになった友達だ。
明日香ちゃんの素敵なところは、おおらかで小さなことは、気にしないところ。
私の方から、友達になってと話かけたそうだが、さっぱり覚えていない。
一緒に過ごせば、すべてシンプルになるので、凄くほっとする。
シャープでスレンダーなのに夜中にハンバーガーを注文しに行ったりするという。

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